草書体の「映」を枝に見立てた満開の桜と湖面
映桜(うつしざくら)
¥600,000 (税別)
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・販売未定(装丁未加工)お問合せください
・画材:墨、岩絵具、顔彩、胡粉
・裏打ち済、未額装、2023年カレンダー作品
「映」と言う文字は太陽の象徴「日」と、盛り上がる「亢」を合わせた形声文字(声によって作られた漢字)です。
光を受けてそのものが本来持つ色彩が盛り上がって見えることを意味する「映(はえ)」という漢字ができたそうです。
ここ数年で異世界に落ちた如く、世情は大きな変化を遂げました。目まぐるしく移り行く時代の波に抗う者、流される者、変遷の受け止め方は人それぞれです。
その先に朧げに浮かぶ二極化の世界を愁う映桜は世情の流れを俯瞰して何も無かったかのように咲き乱れています。
幸も不幸も受け入れて自らの役割を果たす心情を「映」の草書に重ね、枝に見立てまして、私の愛してやまない桜を添えて開花の香りを表現致しました。
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