草書体の「知」を幹に見立てた枝垂桜
知桜(ともざくら)
¥300,000 (税別)
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・販売未定(装丁未加工)お問合せください
・画材:墨、岩絵具、顔彩、胡粉
・裏打ち済、未額装、2022年カレンダー作品
「知」と言う文字は「矢」と「口」の会意文字(二つ以上の漢字の形や意味を組み合わせて作った文字)です。
神意を伺うために祈りの言葉「口」を添えながら「矢」を捧げ折る姿を表しています。つまり、物事を知る場面は過去の行動が神に通じて神意が降りてきた悟りの現象だそうです。
「知る」と言う事が、これまで自らの能動的な働きかけによって当然得られる結果だと思い上がっていましたが、文字の成り立ちを調べ、作られた背景や創作者の思いに考えを巡らせておりますと、古くからこの日本にいらっしゃる八百万の神の存在が文字にも込められている事に驚かされます。
先人の知恵と知る事への感謝を、私が愛してやまない桜を添えまして表現をしてみました。
開花の香りや風に踊る桜の葉音を、『知』の草書に重ねて描いております。
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